ここ最近、玄人垂涎みたいな記事が多かったので、初心者応援記事でも書いてみようかなと思いました。
というのも、毎日更新しているとブログも検索で上の方に出てくるようになるので、「ラビリンスからの脱出に行こうかな!」(検索ヒットNo1です)という人が検索したらこんなブログが出てきて本当に申し訳ないので、「謎解きに対して頭が少しおかしい私」から初心者さんに向けての応援記事を2日連続で書きたいと思います。
ご挨拶
謎解きに興味を持ち始めたみなさん!
初めましてなぞこです。
謎解きはじめて3年目です。そして宮城県に住んでおります。
参加した公演は200以上ですが、得意な謎は特にありません。
情報の整理を生業とし、たまに閃くことがある程度の者です。
失敗するたびに「もう謎解きやめようかな…」と思うほど落ち込みますが、その失敗をばねにして、こんな得意分野がない者でも、仲間に恵まれ、楽しく謎解きに参加させてもらっています。
謎解きってどんなものかしら...行ってみたいけど知らない人同士が集まって一つのゲームをするなんてなんか怖い…そう思っていませんか?
はい、もしかしたら、ちょっと怖いかもしれません。
謎解きに超真剣に向き合っている人も多いので、「え、ちょっとマジなにこの人」って思う側面があるかもしれません。
でも大丈夫!
目標は「脱出成功」で一緒なんだからきっとこの数時間で「仲間」になれる事間違いありません!(それか思いっきり嫌いになるか)
私は「謎解き」は究極の経験の共有だと思っています。
例えばライブを一緒に見る、のも「経験の共有」ですが、それは与えられる経験を鑑賞することが主かと思います。(参加する物もあるかとは思いますが)
しかし、謎解きは与えられる経験にガシガシ参加して、ガンガンチームメイトと会話をして解決していかなくてはいけません。
いわゆる「謎解き」の基本的な流れは以下です。
小謎(5~10問程度:いわゆる1枚謎を分担して解いていきます)
→中謎(突然閃きを要される)
→大謎(今までの集大成。色々なものを使う)
さあ、そんな謎解きですが、初めていく謎解きでここに気をつけると楽しいよ!
という私が思う勝手なポイント書いていこうと思います。
「コミュ障だし…」とか言っている場合ではない
謎解きイベントはだいたい4~6人で1つのチームです。
SCRAPの経営している「アジト」は6人もしくは10人で1チームです。
「初めての人とコミュ障だし、どうしよう。もじもじ」なんて言っている場合ではありません。
大丈夫!
ゲームが終わって気があったら友達になればいいし、気が合わなかったらこの経験なかったことにしてスッと帰ればいいんです。
一生付き合うわけじゃないし、基本本当の名前だって知らない人なんだから。
気にせずに自分が楽しむことを重点的に、しかし積極的にコミュニケーションしましょう。
設定資料を読み込め
初めに渡された紙にペロッと大事な設定やものがたりの背景や、謎で使う怪しい記号などが書いてあることがあります。
時間に余裕をもって会場に入り、設定を読み込みましょう。
謎解きが始まる前は「怪しいね」とか「使いそう」とか言っているのに、ゲームが始まるととそんなこと忘れちゃうので、覚えているとヒーローになれるかも。
「○○から来ました」に驚くな
謎解きのために遠征する人というのは案外少なくないです。
「どこから来ましたか?」など気軽に聞くと「ニュージーランドから来ました」(本当にあります)みたいなブーメラン返ってくるのでお気をつけてください。
それが仙台とか福岡とか高知でも驚かないでね。
ライブの遠征みたいなもんだと思ってね。
地方はエンタメ枯渇しているのです。
「何回目ですか?」はあてにならない
謎解き経験が三桁超えている人はなぜか「初心者です」と言いたがります。(なぜなのだろう…)
また、参加が三桁を超えていても必ずしも成功するとは限りません。
いや、すごい人もいるんですよ。そりゃ「この人天才か…!」という人は確かに存在するのですが、私のようにそうでもない人もいるので「この人に任せちゃおう」と思わず「自分も頑張ろう!」と思ってもらえるとみんなハッピーですね!
というか、「200回位?」 というと初心者さんにビビられるので「まあ、そこそこ大好きなので!」と回数はごまかしますね。
「大事なこと」を覚えていると役に立つ
大体の謎解き公演では初めに司会が「大切なこと」を言います。
それをメモしたり覚えていたりして、「このタイミングだ!」という時に叫ぶとヒーローになれるかもしれません。
ただし他のテーブルに聞こえない程度の叫びでお願いします。
さて、ここまで「謎解きが始まる前までに覚えていると役に立つかもしれないこと」です。
明日はおそらくあなたが実際に謎解きをする時に目にする「経験者の恐ろしい生態」についてご紹介していきます。
怖くないからね!ちょっと怖いけど。