語彙力からの脱出

2014年から謎解きに参戦し、現在500公演以上に参加しています。謎解きの楽しさや、魅力をお伝えすべく、リアル脱出ゲームを中心とした謎解きの感想をネタバレなしで、そのおススメやコツを分かり易くお伝えすることを目標に更新中。

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本と歩く謎解きの夜~推理作家センゴクからの挑戦状~の感想

日本人なので「箱根」は、聞いたことはあったのですが、東北人なので行ったことはありませんでした。

だって私生粋の宮城っ子…鳴子(宮城)や秋保(宮城)を裏切れない…

 

しかも調べたら関東の端も端じゃないか!ロマンスカーで新宿から90分じゃないか!

仙台-東京間と一緒じゃないか!やっぱり仙台は関東な…略

 

しかし長い人生全く興味もなかった箱根にひょいと運んでしまうのが謎解きの力。

温泉は全く堪能してないけれども、箱根はいいところでした。

 

本と歩く謎解きの夜 

~推理作家センゴクからの挑戦状~

周遊型(しかし14-22時までの時間制限あり)

探索 ☆☆☆

謎  ☆☆☆☆☆

満足度 ☆☆☆☆☆

参加形態 ツイッターで集いし3人

仙石原プリンスホテル

成功

※失敗もあるよ!

 

 

箱根を拠点に活動している売れっ子推理作家センゴク

あなたは彼に招待され、箱根仙石原プリンスホテルを訪れた探偵だ。

チェックインと同時にあなたは不思議な本を渡される。

どうやらこのホテルを舞台にしたミステリー小説のようだが、

やがて本に書かれた通りの事件が起き始めて・・・?

 

あなたは渡された小説を片手にホテルを探索し、捜査を行う。

さあ、この事件を解決に導くことができるのだろうか?

というストーリー

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仙石原プリンスホテルは箱根湯本からさらに遠いよ!

 

「タクシーで行けばいいんじゃね?」と言っていた私にげんこつ!すぐにタクシーとか使おうとするけど、サイトに「箱根湯本からタクシーで約6000円」って書いてあるよ!(教えてもらった)

本当に車の方に送っていただけて良かった!本当に命の恩人だ!

一生頭が上がらないぜ…。

 

タクシーではいかずに、ぜひ箱根登山バスや、宿泊付にして送迎バスでお越しください。

新宿駅から小田急箱根高速バスと言うものもあるようです。

あとは自分で調べてね!

www.princehotels.co.jp

 

 

なんで足がないというかむしろ運転もできないなぞこがここに行ったのかと言うと、「好きじゃないのはわかっている。しかし周遊はできるだけやるべし」というミッションが自分から自分に課せられているからです。

私はどうしてもこれに行かねばならなかったのです。

「ホテル型の周遊謎解きしたことないから」。

 

体験少なく物事を語ることは許されまい…。

 

ということでタカラッシュの周遊を午前中に2つ済ませ、めっちゃ雪残っている感じのところを抜け、つきました!

ジャスト14時!

しかし勝負はもう始まっていた…。

 

公式以上の情報は書かない主義なので公式に載っている情報を引用してお伝えしましょう。

なぞこは紙チケットをホテルのフロントでホテルマンに渡す。

今回の公演はスマチケがないのだ。私を含む多くのスマチケ愛好者は「あ!いっけなーい!発券発券!」となるだろう。お忘れなく。

 

チケットを手にしたホテルマンは笑顔でこういう。

「非常に時間のかかるゲームでして、早くて4,5時間かかるようです」

なぞこは言った。

「知っています」

 

ホテルマンはさらに笑顔で

「では最終回答は22時です。頑張ってください」と言い『なぞこは不思議な本を渡される。どうやらこのホテルを舞台にしたミステリー小説のようだ』

 

先に来ていた同行者はすでに小説を読み進めている。

出遅れた!

 

『なぞこは渡された小説を片手にホテルを探索し、捜査を行う。さあ、この事件を解決に導くことができるのだろうか?』

って感じです。

 

 

 

そうなんです「本と歩く謎解きの夜」(夜じゃないけどな)なのです。なので私はこれが大好きで、大変お勧めしたい公演だと思いますが、絶対に本が嫌いな人は来てはいけません!!!

本を読むことができない人はただただ辛いだけです。

 

 

私たちは4人で14時からスタート。

ほら、きれいなホテル!

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18時に終了。

ほら、夜もきれい!

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フィンランドみたいだね!(下の写真はフィンランドの午前8時)

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4時間かかりました。

 

でも不思議とまったく疲れなかったのです。

 

他のホテル周遊はやったことないので大きなこと言えませんが、これぞ周遊の究極の形なのでは!と思いました。(大きなこと言った顔)

 

良かった点

  • 天候に左右されないコートもいらない空間
  • ホテルって案外非日常(毎週どこかに泊まっていてもそう思った)
  • なんだかんだ時間制限と成功失敗があること
  • 椅子と机がたくさんある(しかもふかふか)
  • 本と現実のリンクっぷり(私は主人公!)
  • 泊まりたくなった(POINT!!!)
  • それでいて謎が結構難しい
  • (温泉も入れる)〈入ってないからカッコ書き〉

 

 

まあ、読解力が必要なので、小説内で釈然としない点もありましたが、謎に関しては全く問題なく解けましたし、最後は「ふああああ!」となりました。

 

何度も「ここ入っていいの?」と言いましたし、言っている人を聞きました。そんなくらい「普段ホテルうろうろしていても入っちゃいけなそうな場所」に入りまくった気がします。

ここ一か月毎週ホテルに泊まっている私が言っているのだから信じてほしい。

まあ、ホテルのランクが違うだろうけれども。

「ホテルは泊まるだけじゃないですし」って思いました。

 

部屋からの眺めとかきれいだったなー。優雅にここで積み謎でも解きたい気持ちになりました…。

 

謎はそれなりに歯ごたえあります。

たぶん一人だったら22時にも間に合わなかったかと思いました。

 

特に大謎で1時間くらいつまり、そのうえで4人のバレーボールでした

A「干し芋(嘘の答え)見つけたんですよ」

B「なるほどー!干し芋ね!で次は?あっこのクルンテープマハナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラアユッタヤー・マハーディロッカポップ・ノッパラッタラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーンアワターンサティット・サッカタットティヤウィサヌカムプラシット(嘘の答え:バンコクの正式名称です)使うのかな!でもどうやって…」

C・D「うおおおおおおおお!」

~A、C、D~解ける

B「え?なに?教えて??」

C「えええ!鳥肌立ったのに!」

という美しいバレーボールをしました。

 

だれ一人かけても終わらなかった自信すらみなぎります。

ほら1人1時間だから!(?)

 

まあ、今日1人で3時間で終わらせていた人もいましたけれども、その人はちょっと特別だと思うので、3人以上でワイワイやるとスムーズかもしれません。

 

 

ちょっと行きにくい場所ですが、箱根はタカラッシュがたくさん周遊イベントもしていますし、バレンタインと2月下旬以外は平日もやっていますので温泉がてら行ってみてはいかがでしょうか。

 

詳しくはサイトへ!

 

ステマじゃないよ!