語彙力からの脱出

2014年から謎解きに参戦し、現在500公演以上に参加しています。謎解きの楽しさや、魅力をお伝えすべく、リアル脱出ゲームを中心とした謎解きの感想をネタバレなしで、そのおススメやコツを分かり易くお伝えすることを目標に更新中。

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【ネタバレ】零狐春KODOKU

ネタバレ解禁されたので可及的速やかに書きましたが、ネタバレなので見たくない方は見ないでください!

 

 

 

今回のナゾガクでネタバレ解禁ということで

「一人しか体験できないのにもう終わりなの…!」

という声も聞かれていました。

 

ももったいないとは思いますが理由を聞いてなるほどとも思いました。

 

このビジュアルみて

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「君は、孤独」

 

というストーリー(?)を見て、不安はあれど、

 

この公演がまさかこんなエンターテインメントなものだとは誰も思わないでしょう。

 

 

一言で言うとこれは

高品質な体験型アトラクション&ショー

でした。

 

 

ネタバレを汚いイラストと共にお送りしますので、縮尺のねじれや空間のねじれや、人の描き方や、ペンの太さなど気になっても見逃してください。

(写真撮らして!という余裕すら奪われた)(実物はほかの方のツイート見てください)

 

 

まず、私は「非常に人間に近い」ということが分かったので、本当に人間かどうかのテストを受けることになりました。

 

(人間かどうが怪しいの?私?)と思いつつ名前を聞かれたので「なぞこです」と言いました。

 

「激しい運動を伴う試験もありますが大丈夫ですか?」と聞かれます。自称キレッキレのダンスを同僚の前で踊ったら「農耕民族の豊作の踊り」と評価された「なぞこ」は一瞬躊躇しますが、「大丈夫」と答えました。

 

 

すると中に通されます。中では四角の中に入ってね、と言われるので四角を目指すと、

周りの壁に明らかに

押したくなるやつ

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が壁中に貼ってあります。

 

 

 (これは!東京フレンドパークのチュチュバスターズか!)

と歳がバレるようなことを考えながらちょっとワクワクしてきました。

 

 

しかし3人もの研究員に見守られているので 緊張しますよね、特に私挙動が怪しいから。

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それで試験開始。

 

天の声で指示があり、制限時間内に光ったボタンを押していきます。

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(絵は縮尺おかしいだけで実際はちゃんとタッチできる場所だからね!)

 

 どんどん法則性など出てきて難しくなります。その法則は被験者には知らされていません。

 

 

試験が終わるごとに四角に戻り、目をつぶって待機せよと言われます。

目をつぶるのは某公演でトラウマになりかけているのですが、恐怖と戦いながらつぶりました。

 

四角にいる間、失敗すると「同時に押すだけなんですけどねぇ」などの法則性に関する会話が聞こえてきます。

 

それを踏まえ次は成功…を繰り返します。

 

しかしそのうち、
「どー考えてもこの時間内には無理だよおい」
という状況になります。

 

すると、

「やっぱりこれは無理ですよ。」

「仕方ないアレを投入するか」

と聞こえ、

目を開けると

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アレがいました

(ハンターみたいなイメージ)

 

とりあえず「アレ」に「手伝って!」とお願いするも無視。

 

(無視とかいみねぇー!)

と思いつつ仕方ないから壁のボタンを押し始めます。

 

しかしやはりのタイムアウト。そりゃそうだよ!なんなんだよ「アレ」は!

と思いながら四角に戻り目をつぶり、そして目を開けると、隣に「アレ」が。

 

!!

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(あ、位置逆だわてへぺろ)

 

そして突然動き出しました。

のでクリアできました。

 

 (どういうことなの)

 

 

そんな中、事件が

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研究所が火事になり、どんどん研究員が減って行くのです。

 

そうそう、これ、偉い人から順番に逃げていきます。

(大事なのに書き忘れていた)

3人いたのに最後には下っ端君しかいなくなります。

なぞこ(もうみんな一斉に逃げていいよ…)

と思って居のは内緒です。

 

 

しまいには

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アレとなぞこだけになりました。 

 

しかし試験は続いています。

 

(どうしよう…)と思っていたら

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そこに書かれていたのは最後の試験は

「3方の壁にあるボタンを同時に押す」

 というものです。

 

あと、「アレ」の使い方。

 

アレ」は直前に見せた「なぞこ」の行動を完コピするマシーンだったのです。

どうりで右に行くんだか左に行くんだかその法則が分からなかったわけだ。

 

うん、自分の行動だって全く

気づかなかったね!

 

落ちていたのはフローチャートでした。

 

左のボタン押す→スタートボタンを押す→Aが記憶を始める→次にスタートボタンを押す→記憶した行動をする

的な。

 

フローチャートなんておもちゃを作っていた時以来に見ました。

一応理解しようと頑張ったのですが、1/3 しか理解出来ず、とりあえずやってみるかとなりました。私は説明書は見ないタイプです。

 

 

つまりは私の行動をこの2人に記憶させ、同時に押せばいいのであろう!フハハ。

 

 

そういやカウントダウンタイマーもある!

 

 

やってみよ。

 

 

しかし間違えること数回。

「アレ」があまりに優秀で私は

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と恥ずかしくなりました。

 

 

そして遂にその試験の終了の2.8秒(全体の制限時間はかなり残していたのでみんなクリアできる構成なのかも)という謎タイミングで同時におけました。

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すると置くからどやどやと研究員が。

 

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 わーと思っていると、

 

「じゃね、こちらのいい席にいて移動いただいて…」

 と促されて机の前に。

 

「???」

 

そして 音楽が。

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 「?????」

 

そして全く予想だにしなかったエンターテインメントショーが始まりました。

 

そう!

 

私は!

 

人間と証明されたので!

 

つまり人間、完璧な人間と証明されたので!

 

 

そう「なぞこ」 は「完璧な人間」つまり

「パーフェクトヒューマン」

なのでっ!

 

「nazoko! nazoko! nazoko! nazoko! nazoko! nazoko!

You are a perfect hummam 」

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 (You areだと知り急ぎ直した痕跡ごめんなさい)(動揺して覚えてなかったwww)

 

研究員のみなさんが激烈ダンスで

パーフェクトヒューマン

歌ってました。

 

最初こそ

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こうでしたが最後は手拍子してました。

 

クオリティ高いなおい。

 

ここの!?!

と笑えずにいられず。

 

 

そんなこんなで超楽しい公演でした。

 

予想の斜め上だった!最高!

 

 

こんな全体構成も最高でしたが、思わず押したくなるアレ(押しボタンスイッチとでもいうか…)の仕組みも本当にすごかったです。

 

裏で一人このボタン押しマシーンを作った方が操作していらしたのですが、このシステム作るのもすごいだろマジで。

 

テレビ局持っていく?

 

前に参加させていただいた爆弾解除ゲームの制作者さんと同じでしたが、もう流石だなと。

 

nazoko-dayo.hatenablog.com

 

 

テレビ局持っていく?(2回目)

 

 

そんなこんなで今回でネタバレ解禁なのは「鮮度」の問題もあるから、らしいです。

 

なるほど!

 

とても贅沢で楽しませていただきました!

 

 

追記

零狐春の公式がプレイ動画をアップしましたのでよろしければご覧ください。

こちらで一目瞭然です!

あのね、私は「アレ」が自分の真似してるなんて最後まで気付かなかったよw


【零狐春】KODOKU_プレイ映像