語彙力からの脱出

2014年から謎解きに参戦し、現在500公演以上に参加しています。謎解きの楽しさや、魅力をお伝えすべく、リアル脱出ゲームを中心とした謎解きの感想をネタバレなしで、そのおススメやコツを分かり易くお伝えすることを目標に更新中。

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夜の時空遊園地からの脱出の感想

 

「夜の」史上最高に明るかったので夏を存分に感じた公演です。

 

夏の夜もいいですね。

 

蚊に刺されたけれども。

 

そうなのです!蚊に刺されたことと関係あるようなないようなことで今回私は運営様にとてもお願いしたいことがあるのです!(後半へ続く)

 

 

夜の時空遊園地からの脱出

スタジアム型

探索 ☆☆

謎  ☆☆☆☆

満足度 ☆☆☆(☆☆☆☆にしたかった)

参加形態 ツイッターで集いし3人

花やしき

成功

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君たちが遊びにやってきた、ここは時空遊園地。

魔法の時計の力により、どれだけ遊んでも時間が流れない、時間が経つのを忘れて遊べる、まさに夢の遊園地。

そんな遊園地に時間泥棒たちが忍び込み、魔法の時計から時間を盗み出してしまった!

これに激怒したのが、魔法の時計の持ち主ミスター・クロノス。

ミスター・クロノスの怒りによって遊園地の時間は暴走、遊園地に遊びに来ていた君たちは、外に出られなくなってしまう。

このままでは君たちは、時間のはざまに閉じ込められて永遠にさまようことに。

カギを握るのは、時間泥棒が時間と一緒に盗んでいったハト時計のハト。

君たちは、盗まれた時間を取り返し、もとの世界へ帰ることができるのか?!

というストーリー

 

 

NAZO×NAZO劇団の花やしきシリーズは本当に初心者の取り込みがうまいなあと思っております。(数回しか参加していませんが)

 

何故って?

「知っている人いないね」って会話が周りで繰り広げられていたからです。

まあ、追加公演でチケットも唯一完売していなかった回なのでそういった理由もあるかと思います。

 

 

謎解きが好きな人が必ずしもツイッターに全員がいらっしゃるわけでもありませんし、私だってツイッターにいらっしゃる方を全員知っているわけではありません。というか私は関東の人間じゃないのですよそもそも。

 

それでも1日集中公演などでは「同窓会」になるほど顔を知っている方によく会うよく会う。そして「ああ、名前は知ってます。初めましてー」とかになるなる。

 

しかしその私のコミュニティでも「知っている人がいない」のです(いえ、正確には1組いました1組。そう200人中1組だけ)。そして、他の謎解きコミュニティにいるであろう人たちも「知っている人がいない」と言っているのです。

 

私たちが知り合いになればいいのではないか、というのはさておき、これだけ「知っている人がいない」のであれば、初心者もしくは謎にものすごく貪欲というわけではないコミュニティの人も多いのがこの公演の特徴なのだろうなと思っておりました。

 

 

とてもいいことです。

 

それを見越しているのかNAZO×NAZO劇団の花やしきの謎は途中までサックサクでおいしいのですが、最終的にとんでもなく固くなるのです。

 

これを…どう…柔らかくすれば…と。

 

タンパク質分解酵素の入っているパイナップルを入れればいいですか!

それともキウイですか!

乳酸菌たっぷりで繊維をほぐすヨーグルトを入れればいいですか!

お肉のたんぱく質を分解してくれる成分を含んでいるタマネギなの?

炭酸ナトリウムでタンパク質を溶かすというコーラ??

それとも物理でミートハンマーなの!??

 

肉の話じゃない。

 

 

しかしこういう感じでおいしく調理しないと成功しません。

 

初心者にもある程度の満足感が得られるように、の配慮なのかもしれませんが、毎回難易度設定がおもしろいなと思っております。

 

 

そんな花やしき、クリアをすると舞台に乗れるというのが売りです(たぶん)

しかし、序盤のお願いとはそのことなのです!

 

あの、

解説が聞きたい…!

 

 

謎解きってすべてをまるっとしっかり咀嚼して美味しく食べている人ってクリアした人の中の半分くらいだと思うのです。(もっと多いかな)

 

成功していてもどこかの謎の面白ポイントに気付いていなかったり、全ての謎の解法をきちんとわかっていなかったりする人もいると思うのです。(私のこと)

 

あとクリアできなかった人の「えー」とか「わー」とかが聞きたいのです。(エゴ)

 

そして蚊に刺されたくないのです(??)

 

クリア者として呼ばれるのはうれしいのですが、クリアしたのに蚊帳の外感があり(だから蚊に刺されているのか)、「やあやあやあ」と出たところでゴールから20分位経っていますからね。なんかもう物語がすっかり体から抜け落ちている状態なので会場内との気持ち的なギャップがすごいのです。

 

 

会場内の人は物語の仕掛けにワクワクして「こんなの無理!」と言ったり「すごい!」と言ったりしているのに、外で「あ、蚊だ」「あ、かゆい」とかなってしまっている私たちは物語の維持が困難になってしまっているので拍手されて迎え入れられてもなんだか微妙な気持ちになるのです。

 

…とまあ、私の感覚ではあるのですが、このように思っておるものもいますのでどうぞよろしくお願いいたします!ということでございます。

遊園地のシチュエーションはいつも楽しませていただいております!