それはTeamBOCCIクリエイターズの制作作業をしていた時…夏。
昨年「謎解きの沼にはまった人」としてインタビューした2人が
クリエイターズの制作者とデバッカーとして相まみえていたようです。
そこでなんやかんやあって(そこに立ち会ってないからよくわからん)二人のコンテンツの再演&もう一人の新作を一緒にやろうという流れになったようです。
記事の引用さらっとまとめると
昨年
「謎がなければ作ればいい」
「謎があるなら行かないといけない」
と言っていた2人。
2人とも今年、作っちゃったよね。
いや待て、2人ともこのインタビューの前に作っていたな…(遠い目)
来年の謎解き業界はどうなるんでしょうね。
あとこの2人も。
楽しみです。
と昨年のクリスマスイブのブログを締めくくっていた私は何とも感動しています。
ということで、「謎がなければ作ればいい」というクリエイターズでも制作指揮を執ってくれた新世界の神こと(?)SuTTaaaaN@nazostn 愛称すったんが繰り広げる宇宙を体験してきました。
元々はSCRAPの10周年大パーティの後に数十人が集まった打ち上げで行われた公演なのですが、個人制作の枠を超えるというか…十分対価を支払っても満足いく出来ですし、むしろこれはもっと多くの謎解き好きに体験してもらうべきではないか…と本当に思っています。
超絶難易度なのですが、それでも全員失敗ではなく、1チーム以上は成功しているのが絶妙な難易度というか…とにかくすごかった…。
爆弾の宴
ホール型
探索 ☆☆
謎 ☆☆☆☆☆☆
満足度 ☆☆☆☆☆
参加形態 友人4人
目黒区 中小企業センター
失敗
全体的にとっても楽しかったです。
いや本当にすごかった。
クリエイターズで一緒にやった時も思ったけど、すったんは謎に対して向き合う姿が本当に真摯で妥協がない。今回は妥協がないから狂気の物ができた感じです。これを一人で考えたのかと思うとちょっとゾッとしました。映像も…ね…。
「身内公演」の要素も確かにあるのだけれども、謎が好きであればそれは知り合いではなくてもおそらく身内になるので、だからもはや身内公演ではないのではないかと、なんだかちょっとよくわからなくなっていく感じです。
「なぞこさんが好き系な公演ではないと思うのですが」と本人から言われたけれども、それは物量の事かな?であればそれは解ける人に任せるから大丈夫!実際解ける人が瞬殺していたから大丈夫!私が間違えたものもその方が解いてくれたから大丈夫!(あかん)
あと、ヒント冊子があったのがありがたかったです。真っ先に見ていました。
そしてスタートからゴールにつながっていく過程が考えられているし、きれい。本当にそれになんで気が付かなかった…と思えるので悔しいのです。
お決まりの解説で気付く的なやつでした。
時間は75分あったのですがあっという間でした。私たち人間の集中力は10分間持てばいいんですって。そんな中、「疲れた」という感覚はありましたが途中でもう嫌とか、気が散るとか、そういうことはなく、「時間が足りない」という感覚にすらなりました。
なんか死因はこんな感じだと思う。
謎と情報による圧死。
再演も検討しているとのこと。
謎が好きなら「すったんさんと知り合いじゃないし…」という方でも絶対楽しめるのでお勧めします!