なんか最近、難易度って難しいなあと思っていて。
難易度というか、年齢制限というか推奨年齢、かな?
絶対「今夜はナゾトレ」の東大ナゾトレの影響だと思うのですが、最近周遊謎解きをしていると子供を見かけることが増えた気がします。
タカラッシュの江ノ島トレジャーなどは答えを大声で叫ばれようが、「宝箱あった!」と大声で叫ばれようが、いいなぁ!とほのぼのした気持ちで見ているのですが。
まれに「これはムリでしょ」という謎解きにお子様がいる時があって、つまらなそうにしているのも見かけてちょっと悲しい気持ちになります。
公演はまあ40から60分で終わるので、私も某公演で少年たちと一緒になった時に、少年ごめんよと思いながらガンガン進めたことはありますが、(少年にとってそれが良かったかは分からないよ!すまんな少年)周遊だと長いし、まるで「母親の洋服を見ることに付き合わされていたころの私」と思いだしてしまっております。
つまらなそうな子供は主に「読む文章が多い系の周遊」に多く見られる気がするのですが、そりゃそうだよ、と思います。
ということで謎解きには難易度設定と言うか…、こういうのが必要なのだなと思ったのです。
(東京ミステリーサーカスWEBページより)
TMCすごい!!!
年齢の他にもいろいろな方の〇☓が!これは助かる。
タカラッシュブラックレーベルは難易度はあるのですが(謎解き好きから見ても結構ちゃんとしている難易度だと思っています)推奨年齢がないのですよね。
ブラックレーベルなんだから大人って言ってるだろ!と言われればそうなのですけれども。
どこまでの方が「大人」が本当に「大人」であるとわかっているのだろうか…というのが私には分からなくて。
謎解きイコール子供という認識でいる大人もそこそこいるんじゃないかなあ…分からないけれども。
むしろ今はSCRAPの「大人の謎解き」路線と、AnotherVisionの「小学生が解ける謎」の2本柱があるので一般の方が「謎解き」と聞いて「大人のもの」「子供のもの」どちらと認識するか、謎解きが好きな私の立場からだとわからないのです。
文章を読む系は、文章を読むと言ってるんだから察して!という感じなのかもしれませんが、私小学生の頃「ズッコケ三人組」が愛読書だったし、むしろ友達いなくて読書好きだったから「行きたい!」というかもしれないと思いました。
また他の文章を読む系でも「子供でも参加できますか?」という質問項目に「保護者と一緒なら良い。ただ謎は難しい」と書いてありました。
いや、確かにその謎は難しかったのですが、謎というよりも振り仮名もない本を読むことがキーになるので、子供と理解しながら進めるのは大変だろうなと思っておりました。
むしろ謎はいいのだよ、謎は。ちょっとくらい難しくてもたぶん。一緒に解けないねって言えるしヒントもあるから。
でも文章は読めなかったり理解できない描写があると一緒に進めるの無理じゃないですか。そうなると寂しいと思うのよねえ。
とはいえ、私は子供はいないので彼らの本音を聞いたわけではなく、もしかしたら「すごい楽しかった!」と言っている可能性はあるのですけれども。
ただ、色々な謎解きが乱立している謎解き戦国時代(?)、推奨年齢ってあるといいんじゃないかなあと思ったので書いてみました。